東京都から徳島県まで行くには、直線距離でおよそ506km移動しなければなりません。移動手段には高速バス・新幹線・飛行機などが考えられます。多数の移動手段があるので、どれを選ぶべきか悩んでいる人もいるでしょう。この記事では「東京から徳島」に向かうときの移動手段を「スピードや料金」で比較して解説しています。さらにベストだと思われる移動手段を紹介しているので、徳島に向かう際には、ぜひ参考にしてみてください。
スピード重視ならこの方法!東京から徳島への早い移動手段はどれ?

東京から徳島へと向かう移動手段を、到着までのスピードを中心に解説します。
飛行機 | 東京から徳島
まず飛行機の利用について見ていきましょう。東京から徳島に飛行機で行く場合は、東京国際空港(羽田空港)から徳島飛行場(徳島阿波踊り空港)に向かう直行便を利用するのが一般的です。
目的地までの乗車時間は約1時間15分かかります。なお、徳島飛行場から徳島駅に向かうには、空港前から発着しているリムジンバスが利用可能です。リムジンバスの到着時刻は飛行機到着後10分後、徳島駅までの乗車時間は約28分となっています。タクシーを利用した場合は約25分、路線バスなら約41分かかります。
計:約1時間55分
新幹線 | 東京から徳島
新幹線を利用した場合を検討してみましょう。この場合、東京駅から岡山駅まで新幹線を使い、岡山駅から徳島駅まで特急うずしお号に乗るのが最も早く現地に到着します。
登場時刻によって多少の差がありますが、新幹線のぞみ号に乗った場合の乗車時間は約3時間10分です。岡山駅から徳島駅は特急うずしお号を使えば約2時間で到着します。
ただし、岡山駅を始発として徳島駅へと向かう路線は、朝11時と夜19時の2本しか出ていません。利用する場合は時間に注意してください。
岡山駅に到着した時間によっては、マリンライナー号に乗って高松駅まで向かった方が早く徳島駅に到着できます。岡山駅から高松駅までの乗車時間は1時間前後です。高松駅からうずしお号を利用して徳島駅に行く場合、その乗車時間は1時間10分前後となっています。
なお、レンタカーやタクシーを使って岡山駅から徳島駅へと向かう場合、瀬戸中央自動車道と高松自動車道を経由するルートで、約2時間かかります。その移動距離は約143kmです。
高速バス | 東京から徳島
高速バスを利用した場合は、徳島駅到着まで8時間から10時間ほどの時間がかかります。
東京駅周辺の徳島行きのバス乗り場は、東京駅八重洲口付近あるいはバスコ新宿が多いです。ゴールデンウィークや年末年始などは渋滞に巻き込まれて、到着までの時間が伸びてしまうことも珍しくありません。
★スピード比較の結果 | 東京から青森
スピードで比較してみた結果、東京都から徳島県へ行く際の主な移動手段では、飛行機が最も早いことがわかります。飛行機の利用なら東京国際空港(羽田空港)から徳島飛行場(徳島阿波踊り空港)まで1時間15分で到着します。
ただし、チェックインカウンターでの手続き、荷物の受け渡し、空港から徳島駅までの移動時間を含めると、徳島駅に到着するまでには2時間ほどかかるでしょう。
飛行機の次に早く到着できる移動手段は、新幹線と在来線を利用する方法です。新幹線と在来線の利用では、岡山駅もしくは高松駅で乗り換える必要があります。ですが、乗り換えにかかる時間を合わせても、5時間30分ほどで徳島駅に到着するでしょう。
お値段重視ならこの方法!東京から徳島への安い移動手段はどれ?

東京から徳島までの移動手段で、一番安いのはどの交通機関なのかを比較して見ていきましょう。
飛行機 | 東京から徳島
まず飛行機利用の場合の利用料金を検討してみましょう。東京国際空港(羽田空港)から徳島飛行場(徳島阿波踊り空港)へは、JetstarやPeachといったLCCが就航していません。そのため大手2社の飛行機を利用する必要があります。
料金はJALまたはANAの直行便の利用で、税込価格9,070円から23,000円ほどです。
利用料金はシーズンや時刻によっても変化するので注意してください。徳島空港から徳島駅に向かう場合、リムジンバスの利用料金は600円、タクシー利用なら約3,800円、路線バス利用では450円となっています。
新幹線 | 東京から徳島
新幹線と在来線を利用する場合、岡山駅までの新幹線の料金は、自由席で16,600円、指定席17,130円、グリーン席なら23,200円かかります。それぞれ乗車券と特急料金を合わせた価格です。
岡山駅から徳島駅までのうずしお号の利用料金は5,180円(運賃2,850円、指定席特急料金2,350円)です。自由席の新幹線と合わせると21,780円かかります。
新幹線のぞみ号とうずしお号の指定席特急料金を岡山駅で乗り継いだ場合、東京駅から徳島駅の料金は19,630円(運賃11,600円、指定席特急料金8,030円)となります。
岡山駅から高松駅までマリンライナー号を、高松駅から徳島駅までうずしお号に乗った場合、マリンライナー号の料金は自由席で1,550円(指定席2,080円、グリーン車2,550円)、うずしお号の料金は3,160円(運賃1,460円、指定席特急料金1,700円)です。なお、在来線を使わずに、岡山駅から徳島駅までタクシーを利用したとすると、その料金の目安は59,000円ほどです。
高速バス | 東京から徳島
高速バスを利用した場合の料金は、2022年10月の時点では、最安値で5,600円からとなっています。
通常では6,000円から11,000円ほどの価格帯で運航していることが多いようです。高速バスはバスに付属された設備やサービスによって利用料金が変化するので、利用する際はよく確かめてバスを選ぶようにしましょう。
★料金・安さ比較の結果 | 東京から徳島
移動手段を料金から比較すると、最も安く徳島県までいける方法は高速バスであることがわかります。
高速バスは閑散期や早期予約によって格安チケットが手に入る場合もあるので、なるべく移動手段にかかる料金を節約したいと考えている人にはおすすめの方法です。次に安いのは、飛行機であるといえるでしょう。
LCCこそ就航していないものの、航空大手2社による東京から徳島間のフライト料金は、9,070円から23,000円ほどです。それほど料金は高くないといえるでしょう。
ベストな移動手段はどれ?東京から徳島への行き方ベスト3

移動にかかる時間と移動手段の料金を合わせて検討した結果、東京都から徳島県に行く場合のベストな移動手段は以下の通りです。
1位:飛行機
2位:高速バス
3位:新幹線
1位は飛行機の利用です。その理由は移動時間の短さです。東京都から徳島県はとても離れており、飛行機以外の手段ではかなり移動時間がかかってしまいます。飛行機ならわずか2時間ほどの時間で徳島駅に到着することが可能です。
飛行機は料金の面でも魅力的な移動手段です。9,070円から23,000円ほどの料金なので、ほかの移動手段と比べても費用は割安といえます。移動速度と料金の双方において優れた移動手段だといえるでしょう。
なお、空港からはリムジンバス以外にも路線バスが出ています。路線バスを使えば、徳島県観光もしやすくなるでしょう。
2位は高速バスの利用です。頭抜けた料金の安さがその理由です。ただし、高速バスでは徳島県に到着するまでに8時間から10時間ほどかかります。なかにはスピード感に欠ける移動手段のように感じる人もいるでしょう。ですが、高速バスは夜出発・朝到着のものが多く、利用者はバスでの移動中に睡眠をとるのが一般的となっています。そのため、移動時間の長さはあまり感じないでしょう。
しかし、高速バスはその到着時間によっては、すぐに観光などの活動ができない場合があります。例えば目的地への到着時刻があまりに早朝の場合、時間を無駄につぶさなければならないことがあるので注意しましょう。
3位は新幹線の利用です。料金の面で優れていることがその理由です。新幹線と在来線を組み合わせて使えば、19,630円から21,780円で徳島県に行くことができます。新幹線はダイヤが安定しているため、遅れが発生することはほとんどありません。時間厳守の約束があるときなどは、新幹線の利用がおすすめです。
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