東京から上海へ飛行機で行く航空会社はどれがいいのか。恐らく、「東京 上海 飛行機」などの調べ方をする一方、様々な航路があるため、日本から初めて中国の上海へ行く人はどの航空会社を選べばいいのか迷うことでしょう。飛行機で格安航空券を買おうと思った方であれば、安い方法を見つけるのに時間が取られることは想像に難くないはずです。そこで、ここでは、東京から上海への行き方でおすすめな航路をご紹介致します。上海旅行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
東京(日本)から上海(中国)へ行く方法は?直行便はどれくらいあるのか?
まず、東京から上海の発着を行っている空港会社です。
- 春秋航空(SPRING JAPAN) 直行便あり
- 厦門航空(アモイこうくう)
- 中国南方航空 (ちゅうごくなんぽうこうくう) 直行便あり
- アシアナ航空
- peach 直行便あり
- 上海航空(シャンハイこうくう)
- AIR CHINA
- JAL
- 大韓航空
この中で直行便を運行しているのは、「春秋航空」と「中国南方航空」と「peach」です。
※ただし、直行便の場合には航空会社によっては乗り継ぎがある便よりも割高になる場合もあります。
東京(日本)から上海(中国)へ行く飛行機の時間は?料金はどれくらいかかる?
結局のところ、東京から上海へ行く方法で安い航空会社が気になると思います。ここでは、わかりやすいように、それぞれ平均的な片道の航空料金を見ていきます。
参考になるようにGWや祝日などを避け、直行便を含む、安さ優先で調べた結果を記しています。(直行便がない場合には乗り継ぎも含む)※直行便とは?
■条件:東京→上海
・検索日:2023年4月16日(1ヶ月前)
・2023年5月16日の便(片道)をリサーチ
①春秋航空(SPRING JAPAN)
出発:成田国際空港
↓(直行便)
到着:上海浦東第2ターミナル
所用時間:2時間55分 早い!
料金:25,150円
■解説
春秋航空(SPRING JAPAN)にて東京から上海へ行くのは「時間」と「料金」の面からみても最適な手段といえます。最初からベストな方法が決定してしまう説明にはなりますが、春秋航空のHPにて1ヶ月前に検索すると下記のような料金でチケットがあります。
成田→上海(片道)

25,150円〜という料金はなかなか手頃な方です。ちなみに、羽田発の便もありますが、そちらは人気のようで1ヶ月前から検索しても売り切れになっています。2ヶ月先で検索すると21,280円〜チケットが見つかりましたので、先の予定がわかる場合には羽田から上海の便がおすすめです。
②厦門航空(Xiamen Airlines・アモイこうくう)
出発:成田国際空港
┣乗り継ぎ:福州長楽国際空港(13時間〜14時間 – 乗り継ぎ時間)
到着:上海浦東国際空港
所用時間:平均19時間程度
料金:23,660円
■解説
中国の航空会社ですが、日本語にも対応しているため予約は問題ありません。また、東京からの便は羽田の便がなく、成田からの便のみとなります。そして、成田発の航路は直行便がないようです。
成田→上海(片道)

調べた限り乗り継ぎ便がほとんどで、福州長楽国際空港(ふくしゅうちょうらくこくさいくうこう)で乗り継ぐことが多く、上海に到着するまで19時間程度は時間がかかると思った方がよいでしょう。
③中国南方航空(China Southern・ちゅうごくなんぽうこうくう)
出発:羽田国際空港
┣広州白雲国際空港第2ターミナル(2時間15分 – 乗り継ぎ時間)
到着:上海虹橋国際空港
所用時間:9時間以上
料金:31,330円
羽田→上海(片道)
■解説
中国南方航空のHPは日本語対応ですが、少し使いにくいです。予約しようとするも、セキュリティコードを入れるポップアップがたびたびでるのが、デメリットです。飛行機は直行便もありますが、直行便は乗り換え便よりも割高で片道5万円以上がほとんどでした。
最大のメリットとしては羽田発の便が多く、乗り換え便であれば31,330円という料金が多数あることです。

時期やタイミングによってはお得に航空券を手にすることができるかもしれませんので、候補としては検討の余地ありです。
④アシアナ航空(羽田・成田が利用可能)
出発:成田国際空港
┣仁川国際空港(2時間30分 – 乗り継ぎ時間)
到着:上海浦東国際空港
所用時間:7時間以上
出発:羽田国際空港
┣仁川国際空港(5時間20分 – 乗り継ぎ時間)
到着:上海浦東国際空港
所用時間:7時間以上
料金:40,010円
■解説
アシアナ航空は韓国の航空会社で、成田も羽田も両方使えるのがメリットです。アシアナ航空を利用するユーザは仁川国際空港が乗り継ぎ空港になるため、空港泊などといった選択肢が取れるのも魅力です。便によっては朝早くから出発可能なため、当日の日中には上海に着くことも可能です。

エコノミークラスであれば片道4万円弱が相場なので、安くはありませんが、韓国であれば近いので安心感があります。時間と料金のバランスでみると選択肢の一つとなりえます。
⑤peach(シンプルピーチ)
■残席なし
現在、「羽田(東京)から上海(浦東)」の、便数が少ないためか残席がありませんでした。

別日で調べた際には「羽田(東京)から上海(浦東)」の片道航空券の料金は、34000円〜50000円でちらほらあります。ちなみに、大阪関空発では、23000円前後の航空代でしたので、関空の方が割安です。それでも国内線と違いピーチは諸税・空港使用料等も合計すると、少し割高感がある印象です。
⑥上海航空(シャンハイこうくう)
出発:成田国際空港
↓(直行便)
到着:上海浦東国際空港
所用時間:3時間25分
料金:56,800円

■解説
上海航空(シャンハイこうくう)のHPでフライト検索した際にすごく重たいなと感じました。海外の航空会社で航空券を調べるとサイトによってはレスポンスが遅いなと感じるものがあります。上海航空は日本人のユーザが恐らく少ないのでしょう。料金も割だかに思えるため、他の航空会社でチケットがとれないときの手段として覚えておくとよいと思います。
東京(日本)から上海(中国)へ行く便でおすすめはどれ?
全体的なバランスと料金でみていくと、下記の航空会社がおすすめです。
1位:春秋航空
理由1:直行便なのに安い!
3時間前後で25000円程度の料金で東京から上海まで行くことが可能な場合もあります。早めに航空券を予約する場合には、直行便でも格安で移動が可能なため、中国へ行くことを検討されている方はぜひチェックしてみるとよいでしょう。
理由2 サイトが見やすく日本語完全対応
サイトは見やすく使いやすいです。しかし、春秋航空のサイト検索が重く時間がかかることがたびたびあります。それ以外は特に問題なくスムーズに使えるでしょう。
2位:中国南方航空
理由:羽田空港から出発するため
羽田空港から出発なのは都内在住者の方には好まれる。成田空港が近い方には当てはまりませんが、都内からの移動で地味に疲れるのが成田空港まの移動です。個人的にも羽田から出発できる旅の方が移動がラクに感じます。
3位:厦門航空
理由:バランスがいい
TPOによって答えは変わりますが、厦門航空の「料金と時間」をみると、バランスがいいです。乗り換え便でも約9〜11時間の所用時間(乗り換えの待ち時間含む)で、その日のうちに上海に到着することも可能なのは魅力です。上海への到着が翌日でもいいならば、中国南方航空も料金面でみるとお得感はあります。出張なのか観光で行くのか、日程や予算などと照らし合わせ決める必要があるでしょう。
※注意
ここでのおすすめは、上記の条件元(東京→上海)で片道航空券で比較した場合のおすすめです。実際には航空券の予約時のタイミングや時期によっておすすめの航路は大幅に変わる可能性があります。
まとめ
様々な航空会社をみてみましたが、ある程度先の予定が立てられるならば、「春秋航空」が東京から上海へ行くにはおすすめです。羽田から上海まで21280円の料金で、直行便もあり3時間30分の短時間での飛行も魅力です。
また、名古屋や大阪からの出発で検索した場合には、安い時には1万円を切る航空代のときもあります。早めの予約をしないと売り切れになって航空券が買えないことも多いですが、中国へ行くには最適な航空路線の一つです。
ぜひ参考に航空券を確認してみてください。