東京から「三重への行き方」を徹底考察!「新幹線・飛行機・バス」どれがお得で割安な行き方なのか比較!果たしてベストな移動手段はどれなのか?

東京から三重に向かうには新幹線、飛行機、バスと様々な交通手段が存在しますが、実際のところどの方法が一番良いのでしょうか。今回は東京から三重までの行き方について、スピード、料金それぞれで比較した上で「結局どの交通手段がベストなのか」を考えてみたいと思います。三重に出張や旅行をするにあたってルート選定を行う際にはこの記事の内容を参考にしてみてください。

東京から三重への行き方で早くつく方法とは?スピードを比較!

東京から三重への行き方

まずは、東京から三重に向かう方法で最も「早い」交通手段を考えてみましょう。

飛行機&高速船の組み合わせ | 東京から三重

最も早いのは飛行機です。とは言え、三重県に空港はないため、飛行機で羽田空港から中部国際空港(セントレア)に向かい、然る後に高速船で三重県津市まで向かうというルートを使用することになります。羽田~セントレア間は1時間5分、そこから高速船で45分のため、待ち時間を考慮しない場合1時間50分で移動することが可能です。

新幹線&近鉄の組み合わせ | 東京から三重

2番手は陸路の鉄道を使ったルートで、中でも最速は東海道新幹線と近鉄の組み合わせです。東京から名古屋までを東海道新幹線「のぞみ」で移動し、その後名古屋駅で近鉄の特急宇治山田行きに乗り換えるというルートで、乗り換え・待ち時間を考慮しない場合の所要時間は2時間23分となっています。

高速バス&車で移動 | 東京から三重

車やバスを使用して移動する場合は、東名高速道路と第二東海自動車道を経由するルートが最速ですが、所要時間は5時間3分と上記2つよりも遥かに時間がかかることになります。長時間の運転は危険ですから、途中でサービスエリア等で休憩を入れる必要もあり、さらに時間がかかることが予想されます。

★スピード比較の結果 | 東京から三重

三重県に空港はないですが、それでも飛行機&高速船の利用が時間(1時間50分)でいうならば最短になります。ただし、待ち時間を考慮しない数字でみた場合です。

実際には飛行機搭乗の手続きや空港までの移動、そして乗り換え、含めると、新幹線の組み合わせである、「東海道新幹線と近鉄の組み合わせ」の移動とほぼ変わらない可能性があります。もちろん新幹線も乗り換えなどがあるため、それも踏まえよく考えてみると、ここでは、新幹線の方がよいのではないかと思われます。理由としては、時間の正確さの違いと、飛行機のルートでは高速船も使う必要があるため、場合によっては時間がズレる組み合わせだからです。

結論:乗り換え・待ち時間を考慮した場合には、「新幹線&近鉄の組み合わせ」を利用して、東京から三重へ移動する方法が早い可能性が高いという結果になりました。

東京から三重まで安く行く方法は?料金の安さを比較!

東京から三重への行き方で安い

続いては、料金の安さを見ていきましょう。

自家用車での移動 | 東京から三重

まずは自家用車で移動するケースです。この場合、かかる費用は消費する燃料で計算する必要があります。令和元年において最も燃費が良い車はトヨタのプリウスで、燃費は39.0km/Lです。そして2022年10月4日時点でのガソリン料金は1Lあたり163.7円となっています。東京から三重県津市までの距離は405kmですから、単純計算で燃料費は約1700円です。高速道路を利用する場合は新宿IC~津IC間を移動することになるため、ETC2.0を利用した高速料金が7330円かかるため、合計で約9030円となります。ただし、車種や運転方法などにもよるためあくまで参考情報としておくのがよいでしょう。

新幹線 | 東京から三重

新幹線を利用する場合は上記の東海道新幹線と近鉄の組み合わせのルートが最速ですが、最安値を考える場合は急行を使うことになります。東京から名古屋までが6380円、さらに新幹線の特急料金が4710円です。近鉄の急行を使用する場合は1020円となりますから、合計すると12110円が運賃となります。なお、在来線のみを使用した場合は7300円となりますが、乗車時間は6時間51分、さらに7回の乗り換えが発生するためあまり現実的な手段とは言えません。

飛行機 | 東京から三重

飛行機の場合は、東京~名古屋間を格安で移動できる航空会社を探すことになります。JetstarやPeachなどのLCCを使う方法もありますが現在この航路は就航していないようです。そのため、JALやANAの大手航空会社でも早期に予約を行い、なおかつ繁忙期を避けることで料金を抑えることが可能です。旅行の75日以上前に予約を行うことで「ウルトラ先得」割引が適用されるため、これを利用すると良いでしょう。ウルトラ先得を利用した場合、ANA、JAL共に羽田~セントレア間を7610円で移動することが可能です。セントレアからは名鉄空港線に乗車し、名鉄名古屋駅まで向かった後に近鉄に乗り換えて津まで向かうのが最安ルートです。この場合の運賃は名鉄名古屋駅までが890円、近鉄名古屋駅~津間が1020円のため、合計で1910円が陸路の運賃となります。総計すると8630円が空路での最安値となるでしょう。

高速バス | 東京から三重

バスを使用する場合、高速バスで名古屋まで向かい、その後近鉄に乗車して津まで向かうというルートが考えられます。バスタ新宿からJR名古屋駅までが4440円となっており、その後名古屋駅から津駅まで向かう運賃1020円ですから、合計金額は5060円です。なお、繁忙期の場合は料金が上がることも考えられるため注意しましょう。

★料金・安さ比較の結果 | 東京から三重

ここまで見る限りでは、最も安い方法は高速バスを使ったルートの5060円ということになります。もちろん、繁忙期や予約時期を考慮した場合、他のルートが安くなる可能性もありますし、価格の改定が発生する可能性もあるため、実際に最安値を基準としてルートを決める際には事前に料金の調査を行うとよいでしょう。

総合的に判断して、東京から三重への行き方でベストな移動手段はどれ?

東京から三重への行き方おすすめ

ここまで、早さと価格のそれぞれの基準で様々なパターンの移動手段を検証しました。これを踏まえた上で、どの行き方がベストな方法なのかをランキング形式で見ていきましょう。

1位:新幹線+近鉄を利用した手段
2位:飛行機+近鉄を利用した手段
3位:高速バス+近鉄を利用した手段
4位:自家用車を利用した手段

1位は、新幹線と近鉄を利用する行き方です。価格は12110円、移動時間は2時間23分と、飛行機を利用したパターンよりも時間もお金もかかる手段ではありますが、この方法の利点は急用で向かう際にも価格に大きな変動が無いという点です。また、陸路のみを使用するため乗り換えのストレスもほとんど無い点はプラスに働くと言えるでしょう。場合によっては飛行機を使用するよりも安く、なおかつ楽に利用できる手段のため、総合評価で1位と致しました。

2位は、飛行機と近鉄を利用して向かう手段です。価格に関しては、ウルトラ先得を使用して格安で飛行機のチケットを取る前提になりますが、8630円と10000円を切る価格で済ませることが可能です。また、移動時間に関しても、乗り換えの時間を考慮しない場合2時間1分しかかからないため、素早い移動が可能となるでしょう。もちろん、出発の75日以上前に予約を行う必要があるため、急用などの事情がある場合には良い選択とは言えませんが、少なくとも早さと安さを兼ね備えた選択肢であることは間違いないと言えるでしょう。

安さのみを追求する場合、3位の高速バスと近鉄を組み合わせた手段がベストと考えられます。移動時間は5時間~6時間、さらに高速道路の混雑状況にも依存するため時間がかかる方法ではありますが、何より運賃が5060円と非常に安い点は魅力の一つと言えるでしょう。費用を抑えて旅をしたい場合は高速バスの利用も一考に値します。

また、自家用車であれば、自分のペースで旅をすることが可能です。道中で寄り道をすることもできますし、何より燃費の良い車を使えば費用も格段に少なく済むでしょう。料金は上述のとおり、燃費の良い車かつETC2.0を利用した場合で約9030円となっており、所要時間は交通状況にもよるため4時間~6時間とまちまちですが、乗り換えの必要がなく、自由度が高い点に関しては他の移動手段にはないメリットがあると言えます。

いかがでしたか?ここまで様々な移動手段でみてきましたが、東京から三重までのルートはなかなか迷う印象がありますね。色々比較しましたが、シンプルにわかりやすさも含めて考えるとやはり「新幹線と近鉄を利用する」行き方がベストかもしれません。

FAQ | 東京から三重まで

東京から三重まで新幹線を利用する場合どれくらい時間がかかりますか。

東京から名古屋までは東海道新幹線「のぞみ」で移動し、次に名古屋駅で近鉄の特急宇治山田行きに乗り換えるというルートの場合には、所要時間は2時間30分前後となります。

東京から三重まで飛行機を利用する場合どれくらい時間がかかりますか。

三重県に空港はないため、まずは羽田~セントレア間の移動時間が1時間5分、次に高速船で津市まで向かうというルートを使用する場合には、高速船で45分のため、待ち時間を考慮しない場合1時間50分で移動することが可能です。

東京から三重まで高速バスを利用する場合どれくらい時間がかかりますか。

所要時間は5時間以上かかります。

東京から三重まで移動する場合どれが一番おすすめですか?

新幹線+近鉄を利用した手段がベストな移動手段です。理由としては移動にかかる時間のわかりやすさと正確性の2つに加え、価格は12110円、移動時間は2時間23分と、時間もお金も急激な変動がなくほぼ一定のためです。

東京から三重に到着後はどこに泊まれば良い?おすすめのホテルを紹介

三重に着いた後、日帰り旅行でない限りは宿泊場所も考える必要があるでしょう。以下ではおすすめの宿泊施設をいくつかピックアップして紹介します。

伊勢志摩鳥羽温泉郷戸田家

戸田家は三重県の宿泊施設の中でも、宿泊施設予約サイト大手の「じゃらん」で最も人気を集めている宿泊施設です。鳥羽駅より徒歩3分というアクセスの良さもさることながら、温泉宿ということもあり、男女13湯に足湯が2湯と豊富な種類の温泉を楽しむことができます。また、食事に関しても評価が高く、部屋での食事に加えてバイキングや回転展望レストランなどを楽しむことも可能です。価格は素泊まりで9900円~、バイキング等を利用すると13200円~となっています。

ホテルヴィソン

三重旅行の拠点としての宿を探している場合は、「ホテルヴィソン」がおすすめです。三重県のほぼ中心に位置する多気町に位置しており、日本最大級の商業リゾート施設「VISON」に直結している点が何よりも魅力と言えるでしょう。伊勢神宮や熊野古道といった観光地へのアクセスも良好で、この宿を拠点として三重県をくまなく楽しむことが可能です。大浴場や展望風呂、豊富なホテル内レストランと宿泊施設としての快適さも兼ね備えています。料金は朝食付きプランが11900円~、夕朝食付きプランが19800円~です。

ホテル志摩スペイン村

三重県のテーマパーク「志摩スペイン村」は、最近有名VTuberが紹介したこともあり注目度が急上昇しているスポットと言えるでしょう。その志摩スペイン村内に位置するホテルが「ホテル志摩スペイン村」です。何と言っても最大の魅力は志摩スペイン村に直結しているため、志摩スペイン村を朝から晩まで堪能するにはうってつけのホテルと言えます。キャラクタールーム「みんなでツリーハウス」は、志摩スペイン村のキャラクターに囲まれながら過ごせる部屋で、夕食もキャラクタールーム限定のものが用意されているなど、志摩スペイン村の世界観を存分に楽しむことが可能です。料金は素泊まりが7000円~、ディナープランが14900円~、キャラクタールームは21900円~となっています。