手作りパン屋さんの激戦区として知られる新宿エリア。小麦粉や酵母など各店それぞれこだわりポイントがありますが、「焼き」にもこだわった「パン屋塩見」をご存じでしょうか。パン好きの間でとにかく評判が高く、予約しないと買えないこともある人気店です。今回は、そんなパン屋塩見の特徴と人気メニューをご紹介します。
パン屋塩見はどんなお店?
パン屋塩見は、住宅街のど真ん中にありながら田舎にありそうな手作りパン屋さんのような外観が印象的なお店です。木のドアを開けて店内に入ると大きなガラス越しに厨房が見える造りになっており、ガラスには説明書きがあるのでパンの焼き上がる工程が見られます。
栃木・東京・北海道産の小麦粉を絶妙な配分で焼き上げたパンのメニューはメインの食パンとカンパーニュの他にバゲットやドーナツなどがあり、店内のイートインスペースでは焼きたてを味わうこともできます。
パン屋塩見の特徴
パン屋塩見の特徴は、「薪窯」でパンを焼く都内23区内唯一のパン屋であることです。薪窯とはレンガを積んだ窯で薪を焼き、十分に溜めた熱で一気に焼く窯のことで、300度近い高温で焼くことにより外はカリッと中はみずみずしさを保ったまま焼き上がるため、ガスオーブンで焼いたパンとは明らかに食感が異なります。
消防法の規制や薪割り、灰の処理など手がかかる薪窯ですが、この味を求めて遠くからもファンが訪れる人気店です。
パン屋塩見のおすすめメニュー
①カンパーニュ(ハーフサイズ850円)
全粒粉を使った程よい酸味が特徴です。固めのパンでオリーブオイルやジャムなどによく合いますが、ミネストローネやグラタンなどの料理にも相性抜群です。
②食パン(850円)
外はカリカリ、中はシルクのようなふわふわな食感です。焼きたてもおいしいですが、数日置くと一層味わい深くなります。
③KATAIビスケット(200円)
粗引きの全粒粉を使用した乳製品不使用のビスケットです。乾パンよりも固くほんのりとした塩味で、噛むごとに甘みが感じられます。
パン屋塩見の店舗情報
パン屋塩見の最寄り駅は小田急線南新宿駅で、改札を出て甲州街道方面に進み、秀和代々木レジデンスというマンションを左折し、4つ目の路地を右折した先の右手にあります。蔦の茂ったキャンプ場のセンターハウスのような建物です。
店舗名:パン屋塩見
営業時間:12時~18時(売り切れ次第終了)
定休日:水曜日・木曜日・第1、3火曜日
住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-9-5