地名に入っていたら危険な可能性があるヤバイ漢字一覧!住んではいけないヤバイ地名はどれ?

地名には動物の名前がつく地名や、植物の名前がつく地名など様々あります。また、「梅」や「桜」など一般的には良い印象がある漢字を使った土地もあります。しかし実際には、歴史を遡るとその地名は改名されている土地ということがあります。すなわち、昔はまったく異なる地名であったけれども、なにかしらの理由によりその土地の地名を変えている可能性があります。

もともとの地名に、あまりよくない漢字の地名がついていた場合には、先人の人々によるなにかしらのサインが残されているかもしれません。そこで今回、様々な漢字が使われている地名の中でも、よくない可能性が高い地名を厳選してご紹介いたします。

住んでは行けない地名はどこ?移住する前に確認した方がいい土地まとめ!

やばい地名一覧画像

日本では縁起の悪い地名を改名して縁起のいい地名に変更することがあります。地名に関しては、いい印象のある地名ほど、実は注意が必要ということがこれから解説する地名を知ることで理解できるかもしれません。特に、「かっこいい・おしゃれ・良い印象の漢字」の地名は土地の改名がなされている可能性が非常に高いです。一つ一つ漢字をもとに調査致しましたので、引っ越しや移住の際にはぜひ参考にしてみてください。

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「谷」が地名につく地域

谷が地名につく場所の特徴は、土砂災害が過去にあったり、または、水が溜まっている場所や、水の流れが悪い場所などにあてはまる地名といわれます。例えば、保土ヶ谷では、住宅街で土砂災害が自然に起こっていたります。

「氵」が地名につく地域

水に関する漢字であるため、水に関する土地だった可能性が高いです。つまり地盤が緩い可能性があると言われます。

「塚」が地名につく地域

塚が地名につく場所の特徴は、塚の字には、お墓という意味も含まれており、昔は処刑場や墓地だった可能性が高いといわれます。笹塚などは昔は極悪人の処刑場であったということもあり、「塚」が地名入っている場合はあまりよい土地ではないかもしれません。

「桜」が地名につく地域

桜の地名は「裂ける」という意味があるといわれています。華やかなイメージがある桜という字ですが、桜の地名は地割れや土砂など土に関する災害が起こりそうな地域を示す可能性があります。

「椿」が地名につく地域

椿が地名につく場所の特徴は、「つばける」が由来しているため、桜と同様に、地割れや土砂などが心配されるエリアに名づけられている可能性が高いです。

「緑」が地名につく地域

緑ヶ丘などのように緑が地名につく場所は、森林などを伐採し、手を加えて住宅地とした場所といわれているため、地滑りなどがおこりやすいと言われています。実際に、東日本大震災では、緑ヶ丘は地滑りの被害を受けています。

「葉」が地名につく地域

緑の地名同様に、森林や農地に手を加えた土地の可能性があり、震災の際には被害に合う可能性が高いといわれます。

「梅」が地名につく地域

梅が地名は「埋める」という意味があるといわれています。梅田周辺にて人骨が発見されていることでわかる通り、埋めた土地であることがわかっています。昔は「埋田」の地名であったのが、縁起が悪いということで改名されたという歴史があるそうです。

「柿」が地名につく地域

柿が地名につく場所の特徴は、「欠ける」という語源があるそうです。自然崩落、土砂災害などに注意した方がよいといわれます。

「栗」が地名につく地域

栗が地名につく場所の特徴は、「えぐられる」という語源があるそうです。自然崩落、土砂災害などに注意した方がよいといわれます。

「萩」が地名につく地域

萩が地名につく場所の特徴は、「剥ぎ取られる」という語源があるそうです。自然崩落、土砂災害などに注意した方がよいといわれます。

「犬」が地名につく地域

「犬」の漢字がつく地名がよくない理由は、犬は土がなくなったという意味の「土が居ぬ」という響きがあり、川の上流の地域に多く存在した地域に名づけられた地名といわれています。そのため水害などが心配されます。

「猿」が地名につく地域

滑りさる、流れさるが地名の由来と言われているため、崖崩れ地滑りが危惧される地域です。ちなみに、「猿楽」の猿に関する場所であった場合には災害とは関係ないそうですが、人が去るという意味もあるそうなので、気になるところではあります。

「鶴」が地名につく地域

水流と書いて鶴と読むこともあるそうで、「鶴」が地名につく場所の特徴として、鶴は水害に弱い地域の可能性があるといわれます。実際に川の氾濫がおこった地域もあるため、水害リスクが危惧されます。

「女」が地名につく地域

過去に津波の災害があった地域によく使われている地名といわれます。例えば、宮城県の女川町などは実際に震災で8割以上の場所が水害を受けています。

「龍・滝」が地名につく地域

水害が起こる危険性がある地域によく使われる地名といわれます。例えば、福井県の九頭竜川などは過去に洪水で大氾濫を起こしています。

「蛇」が地名につく地域

「蛇」が付く地名は土砂崩れや土砂災害が心配される地名といわれます。

「亀」が地名につく地域

水などが土や岩をえぐる言葉の「噛ま」が語源といわれるため、陥没している地域に多いそうです。例として、新潟中越地震では、長岡市の虫亀が大きな被害を受けました。また、今後は東京の亀戸などが水害や震災のリスクも含めてリスクがあると言われています。

「鮎」が地名につく地域

揺く(あゆく)という語源から来ている通り、もともとは「揺れる意味がある」言葉から派生した字と言われています。そのため地震などの災害が危惧される恐れがあります。

「鬼」が地名につく地域

鬼という字は「隠」という字が由来すると言われており、隠れる場所であった古墳には鬼の字がよく使われているそうです。また、鬼が怒ったなどの意味でつけられる地名があるそうです。鬼怒川などの地名は有名で、大災害が実際に起こっています。

「牛」が地名につく地域

憂しという字からきているといわれるため、物事を不安定な気持ちで表す言葉であるため、その土地自体が安定していない可能性があります。

地名ではわからない隠された地名もある!

ここまで、漢字をもとに地名をみてきましたが、実際の地名からは想像もできない隠された地名もあります。ここでは、昔の歴史をもとに地名ではわからない危険かもしれない地域をご紹介いたします。

東京でやばいかもしれない土地

新宿

新宿駅は昔一帯が、淀橋浄水場でした。そのため、地盤がよくない可能性があります。

落合

新宿の落合は川と川が落ち合う地名で洪水がよく起きていた地域から成り立つそうです。そのため、水害リスクがあるかもしれません。

上目黒

上目黒の蛇崩交差点と呼ばれるあたり、目黒区上目黒5丁目から上目黒4丁目辺りは蛇崩という地名でした。読んで字の如く、土砂崩れが過去に起こったことが起因して名づけられた地名だそうです。

自由が丘

自由が丘の地名が危険といわれることがあるのは、昔は、九品仏川という川が流れていたこともあり、水害の危険が心配されるためです。ちなみに、新地名で元々は衾(ふすま)というらしく、谷と谷の間を指すそうで、川の水が流れ込む地域につく地名です。また、自由が丘駅が低地で、自由ヶ丘学園がある方が高台になっていたそうです。谷底や谷地が本来の地名にはあてはまることが自由が丘が危険といわれる理由です。

南先住

江戸時代の三大刑場と言われた、小塚原刑場跡で有名なエリアのため現在でも遺骨や骨が発見されるそうです。また、腑分けという解剖が行われた場所ともいわれ、小塚原刑場と日本橋にある小伝馬町牢屋敷は地獄のような場所だったいわれます。

日暮里

新堀村という地名だったらしく、「堀」の字は地盤が緩いといわれます。お隣の鶯谷駅は「谷」の字がつきますし、三河島も近いためあまりいい土地ではないという人もいます。

三河島

三河島事故という鉄道史上に残る事故があった地域で、現在の東日暮里3丁目付近という情報があります。

吉原

遊郭で知られるエリアですが、元は芦原といい芦が無数に生えていた土地です。いわゆる湿地帯になるため多くの池があった場所で、関東大震災で多くの人々が池に飛び込んだという歴史があります。

戸越公園

蛇窪駅という旧地名がある通り、「蛇」が付く地名はよくないといわれます。蛇のような荒々しい災害などを意味する地名らしく、一般的な蛇の縁起の良さとは異なる点に注意が必要です。

豊洲

関東大震災の瓦礫処理で埋め立てられた場所であることから縁起が悪いかもしれません。地名は豊かな土地になるようにと豊洲になったそうですが、歴史を辿るとそうでない事実もあることがわかります。

大阪でやばいかもしれない土地

梅田

最近でも人骨が多数見つかったことで、より埋め立て地としての認識が高まった梅田。埋田がもともとの地名というだけありいわずもがなという土地です。今では様々な商業施設もあり大阪の代表的な場所ですが、土地自体はよい土地とはいえないでしょう。

福島

餓鬼島(がきじま)という地名がもともとついていた地域です。歴史を辿ると水難者の弔いに関わる土地だった可能性があるといわれる土地です。

千日前

墓地と処刑場と火葬場があった土地であり、千日前の火災以降で心霊現象多発のエリアと言われるため、千日前はあまりよろしくない土地といわれます。特にビックカメラ周辺は地元の人ほどあまり好まない場所といわれます。

神奈川でやばいかもしれない土地

野毛

崖からきている言葉といわれ、土砂崩れの危険性があるといわれます。実際に成田山横浜別院が倒壊していることから、崩れやすい土地のイメージがあります。

港北ニュータウン

横浜の旧地名は怖いといわれますが、港北ニュータウンは明らかに改名しているのがわかります。その旧地名を遡ってみると、「神隠」「供養塚」「稲荷谷」「御霊橋」などあげたらキリがないほど、旧地名が恐ろしいのです。

その他の地域でやばいかもしれない土地

八木(広島)

八木という地名は新しい地名で、過去は「蛇落地」という蛇が降るような水害が多かったために名づけられていたそうです。縁起が悪いということで八木に変わったそうです。一見なにも問題なさそうな地名ですが、昔を調べてみると怖いものです。

真柴(岩手)

鬼死骸村と呼ばれていた場所で、かつて豪族と呼ばれる人々の死体が多数埋められた土地といわれます。

地名に関する記事のまとめ

様々な地名をみてきましたが、わかりやすいのは「塚」「梅」「滝」「鬼」などでしょうか。「塚」などの字は、昔は「墓」の意味で地名がつく場合が多かったという通り、確かに古地図などでみても墓地だった土地があります。

すべてがあてはまるわけではないですが、墓地があった土地や、埋め立てられた土地などは、少し縁起が悪いと思う人もいるでしょう。事実、事故物件サイトで有名な「おおしまてる」などでも例にあげた土地周辺は炎のマークが多いようにも思えます。

また、「ニュータウン」「希望」や華やかな地名に改名された土地も旧地名がよくないと言われることがわかりました。今では住みたい街で上位に入っている地域も歴史を振り返ってみると真逆の場所だったりします。

また、別記事でも今後更新していきますので、ぜひ参考にしてみてください。