海外ビジネス間で使える「paxum」という資金移動サービスはご存知でしょうか。今回は、海外で稼いだお金を日本の銀行口座に振り込む際に使える「paxum」という海外送金サービスのご紹介です。この記事を読めば、「paxum 住所確認」「paxum 引き出し」「paxum 使い方」などで調べて困っていた方や、調べても解決しなかった方もきっと解決できるはずです。
paxum(パクサム)とは?paxumが使われるようになってきた理由!

ネットで副業をしている人の中では、海外からの収入を得ている人もいるかと思います。しかし海外から日本の銀行口座へ振り込みをしてもらう際には、被仕向送金手数料が発生します。
銀行によっては手数料だけで3000円〜10000円も取られる場合があります。
そのため、「海外からの送金をどのように行うか」を考えた際にPAXUMという送金サービスが使われるようになってきました。
PAXUMの特徴は、非常に手数料が安い資金送金サービスです。
ここでは、Paxum口座開設にあたってできるだけわかりやすいようにまとめましたので、順番に解説します。
アカウントの取得がまだの方は下記の口座開設についての説明と一緒に読み進めて行くとよいと思います。
paxum(パクサム)口座開設について
では、ここから口座開設手順を説明します。
■手順
1、「サインアップ」をクリック。

2、個人で口座開設する方は「個人アカウント」をクリック。

3、会員登録ページに移動するので、必要事項を入力。
電話番号は080の場合、先頭の0を省いて入力します。

4、英語で住所や名前を入れる。英語住所は、君に届けなどの英語変換サービスで変換してから入力するとわかりやすいです。

■住所入力について
例:愛知県名古屋市千種区の場合
・街「Nagoyashi」
・州「Aichi」
・住所1:千種区以下の住所
・住所2:建物名と部屋番号
5、続いて、下記の追加情報を入力していきます。
■補足解説
納税者番号などはわかる場合には入力。ここでは飛ばしても構いません。

●筆者の入力例
・職業欄:webmasterなど
・米ドルの欄:任意の額(100ドルにしました)
・資金源:アフィリエイトなど。
・資金源の下のフォーム:URLなどを記載
・アカウントの目的:プルダウンより選択。
6、簡単なアンケートと、規約関連に同意していきます。
認証メールが届いたらクリックして、下記のログイン画面にて認証を一つずつ完了させていきます。

- Phones(電話番号認証)
→これは簡単に終わると思います。 - Identity Confirmation (身元認証)
→私はPCで入力していたので確認メールで対応しました。
日本で本人確認で使える書類は「パスポート」のみです。 - Address(住所認証)
→これが厄介!住所を認証するのに英語表記の公的書類が必要なのです。
ここまでの登録は手順通りに進めば問題なくできると思われます。
しかし、3の住所認証だけがうまくいかないことが多いでしょう。
さらに詳しく見ていきます!
Paxum口座開設に必要なモノは?対応している銀行と書類の発行方法を解説!
〜Paxum口座開設までの道のり〜
PAXUM口座を開設するにあたって、下記の2点は必須です。
①パスポート
②住所確認書類(英語で確認できるもの) →これが難関!
補足説明
なんといっても、②の住所を英語で確認できる書類が最大の難関です。普段、公的に「英語の住所が記載された書類」などを持っている方は日本在住者では、ほぼいないように思います。
そして、②の住所確認で対応している証明書は下記です。
- 写真付き身分証名書
- クレジットカード明細書
- 公共料金の証明できる書類
- 銀行の残高証明書

つまり、この中で対応するものは銀行の残高証明だけです。
英語記載してもらったものを銀行から取り寄せるしかありません。
いくつか対応書類はあるように見えますが、実質的には銀行の残高証明書(住所記載)しか英語表記に対応したものはないと思われます。
そのため、英語の残高証明書を銀行に依頼する必要があります。
一般的には、英語表記の残高証明書を銀行から取り寄せることはあまりないかと思います。窓口に足を運んで取得もできますが、できればオンラインで取り寄せたいことでしょう。
窓口へ行かずに英語の残高証明書を発行できる銀行は下記となります。
■オンラインで「英語の残高証明書」を発行できる銀行

- 三菱UFJ(手数料550円)
- ソニー銀行(手数料880円)
- イオン銀行(手数料1650円)
他にも、三井住友銀行やみずほ銀行も候補としてありますが、三井住友銀行は英語の住所記載がないためNG、みずほ銀行は審査が通らないといった口コミ情報があります。楽天銀行は審査が厳しいそうです。
そのため、Paxum口座開設におすすめな銀行はソニー銀行です。
または、窓口対応してくれる銀行では、ゆうちょ銀行がよく利用されるようです。ソニー銀行で万が一口座開設に至らない場合にはゆうちょ銀行にて、英語残高証明書を発行してもらうのがおすすめです。
ここから、ソニー銀行の解説をします。
Paxum口座開設対応|ソニー銀行の英語残高証明書発行手順

■ソニー銀行の英文預金残高証明依頼書を入手する手順
ソニー銀行へログイン(口座開設はこちら)
↓
各種手続き>お手続き書類ダウンロード(下記画像)
↓
ご住所の記載がある英文預金残高証明依頼書(880円)を印刷して記入後、郵送する。
↓
一週間ほどで書類が届くので、スキャンしてpaxum(パクサム)へ提出する。

※PCサイトでのみ対応
※参考:ソニー銀行(英文残高証明書の発行方法を教えてください。)
すべての書類が揃ったら提出して審査を待つのみです。
paxum(パクサム)の資金移動について
Paxum口座が利用できるようになりましたら、資金移動をしてみましょう。
■Paxum口座から日本の銀行口座に資金移動する方法
Paxumの出金方法や操作画面については日々アップデートしています。ここでは基本的な流れだけメモとして残しておきます。
Paxumのマイページにて、「Local Bank Transfer」を選択し、ご登録の銀行口座へ移動します。
- 中継銀行の情報は記載しなくてOK。
- 銀行口座は7桁を入力。
- 電話番号を0を入れずに入力
特に問題なければPaxumのフォーマットに沿って申請するだけです。ソニー銀行の場合には数日以内に着金する見込みです。
paxum(パクサム)口座開設についてのまとめ
カナダ発のオンライン決済サービスPaxumをご紹介致しました。今後、海外を拠点に生活する方、または海外からの収入を得る方にはPAXUMの口座は作っておくと便利だと思います。Paxumでしか取引できないネットサービスも海外では増えてきました。
また、上記で開設した通り、paxum(パクサム)の英語住所認証をするために、対応した銀行口座も必要です。
この記事では、ソニー銀行を使ったpaxum(パクサム)口座開設方法をご説明させて頂きました。
ソニー銀行が海外での取引にもメリットがある金融機関ですので、この機会に口座開設をしてみるとよいでしょう。