福岡市内、特に博多近辺にはスーパー銭湯や温泉施設はあまりありません。博多や天神などの中心部から離れればいくつか候補はありますが、車でのアクセスがほとんどです。そんな数少ない温泉施設の中でも「博多・万葉の湯」はアクセスもよく、施設も大型のため、リラックスするには最高の施設と言われています。
そこで今回、HOT PEPPERグルメの下記のお得なプランを利用し、1日中この施設に浸かってきたのでレポート致します。
■予約プラン
[入館料セットプラン]【せんべろセット】シェアもOK◎ おつまみ3種+セルフドリンク2杯付 2,980円

「博多・万葉の湯」詳細解説!

まず、博多万葉の湯は一般的なスーパー銭湯よりも少し施設料金は高いです。東京価格という印象です。福岡県内にはこの施設より、安くてコスパ良い同等レベルの施設はあるため、料金に関しての優位性はありません。
しかしここはスーパー銭湯よりも温泉施設という場所です。「大分・由布院」と「佐賀・武雄」から温泉を車で毎日運んできているため、景色以外は「人気の温泉の湯そのもの」なのです。

福岡ではようこそを「ようきんしゃったね」といいます。
■由布院温泉
別府、草津に次ぎ全国で3番目の湯量を誇る大分の由布院温泉。くせのない、さらさらとした湯触りは、どなたの肌にも合う優しい温泉。
万葉の湯
■武雄温泉
神功皇后が入浴したと伝えられる、佐賀の古湯・武雄温泉。透明で柔らかな湯ざわりが特徴の武雄温泉は1300年の歴史ある温泉。
万葉の湯
ここからさらに深掘りして見ていきます。
■駐車場
まず、タイトルにある通り「車中泊スポット」として一部の旅ブロガーや車旅をする人にも知られています。というのも駐車場がとても広々としているため、よっぽどのことがない限り停めることが可能です。

車を止めて一風呂浴びて、車で寝るという車中泊も季節によっては可能でしょう。
■駐車料金
駐車料金は現在下記の通りです。
駐車料金は12時間まで無料、以降30分毎に100円を頂戴いたします。ただし、ご宿泊のお客様は終日無料。
出典:博多・万葉の湯
駐車料金からしても「車中泊」に向いているスポット言われるのもわかりますね。また、駐輪場もありますが、バイクはなかなか置く場所がないかもしれません。

また、施設までの送迎バスの乗り場は下記の通り3ヶ所あります。

行きの経路は、博多駅から乗りましたが、とても混んでいました。時間ギリギリですと満員で乗れない可能性はあります。
■施設の利用方法
施設に到着したら入口が2Fにあるので、階段であがります。ここから利用までの流れをみていきます。

宿泊税チケットを買う
↓
入館お支払い
↓
浴衣選び
↓
ロッカーで着替えて温泉へ。
※宿泊税が50円からとなっています。
■様々なプランやイベント
料金システムとは別に様々なコースが用意されています。全国旅行支援の福岡の濃密の旅も適用対象です。いつ行っても飽きない施設のイベントも魅力的です。



「博多・万葉の湯」の特徴や利用方法

浴衣がついていますので、着替えは入りません。タオル・バスタオルも使い放題ですので持ち物は基本なくても問題ありません。
入館後は何度でも入浴でき館内でゆっくりと1日を過ごすことも可能です。
人気施設のためか、休日はとても混雑する場合が多く、ゆっくりしたいのであれば平日の方がおすすめです。利用方法は一般的なスパや温泉施設と一緒で入館料をお支払いして、館内に入ります。
「博多・万葉の湯」の実際のレポート

施設に入館した後は、お風呂場へ直行したのですが、実際の感想やレポートをまとめましたのでご覧ください。
■ロッカーについて
荷物を入れるロッカーが思ったよりも狭かったです。25Lのマムートのバックパックとダウンジャケットを入れたらロッカーの隙間がないほどギュウギュウでした。観光でスーツケースなどお持ちの場合はフロントに預かってもらうなどしないと入らないかもしれません。
■温泉について
武雄温泉と由布院温泉の2種類があります。
シャンプーは、「馬油」「茶」「ボタニカル」「無添加」など様々な種類があります。髭剃りは切れ味が悪いしのでそこだけはマイナス。他はアメニティとしては充実していて、ヘアフォームがあるのが地味に嬉しいと思いました。
■サウナ
自動ロウリュシステムで30分に一回、ロウリュで熱波が部屋全体に循環します。サウナ室に入るタイミング次第では、ぬるいかもしれませんが、次第に蒸気で一気に暑くなります。肝心の水風呂はコンパクト。大人2人程のサイズですが、なかなか整う冷たい冷水です。
■遊べるスペース
B1はアミューズメントスペース。かなり本格的なゲーセン。カップルで温泉デートしてもいいレベルの設備です。映画や漫画本が楽しめるスペースと充実。個人的に映画鑑賞スペースがゆったりしてて気に入りました。ちなみに漫画本は25000冊あり、これ目当てで来店する人もいるかもしれません。
「博多・万葉の湯」の食事レポート
事前に予約セットでドリンクチケットを購入したため、アルコール3杯楽しみつつ振り返ります。

食事処はとても広々としていて家族連れでもゆったり過ごせるでしょう。

食事はタブレット式で気軽に注文できます。ドリンクチケットがある場合はセルフでジョッキを選び、それぞれ注ぐシステムです。その後レジにてクーポンやロッカーキーを提示して、会計の流れです。

精算は全て後払いなので、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。お料理は美味しいですが、少し観光価格です。
特におつまみが300円台が数えるほどしかないため、お酒と共につまみで回収という素晴らしい経営方式で、良質なサービスが維持されていると思えば、納得かもしれません。

ふらっと立ち寄る親父達の居酒屋とは少し違う。それでもお料理が美味しいので楽しめます。

■オロポシリーズの充実度

近年、整いたい人々がサウナで絞り出した汗を水分で補う候補として、名乗りをあげた「オロポ」さん。
つまり、「オロナミンC+ポカリスエット」という体にすぐに吸収されそうなコンビで「カラカラのサウナー達をお出迎え」してくれます。そのオロポが揃ってる揃ってる。

オロポ以外に「ブルポ」まである。これを考えたスタッフは社長賞をもらったに違いないと思います。レッドブルウォッカを始めて飲んだときに「翼を授かるの企業理念」にようやく理解した人達と同じく、整うためのドリンクだと、このとき理解しました。
■もつ鍋


ちゃんぽん麺を先に嗜みます。

スープは追加0円なので、いわゆる無限モツ鍋ができる。もつ鍋スープが0円ならば「野菜追加、ちゃんぽん麺追加、ご飯セット追加」で、3回は楽しめるのがもつ鍋の良いところ。味はもちろん美味しい。

せんべろは難しいけれども整ったあとでこれだけ、いい食事が堪能できるのは魅力です。もつは煮込むほど美味しくなるから尚更いい。消化の悪いもつほど煮込んた方が美味しいですし、尚更この無限モツ鍋を楽しみたい理由にもなります。

■寝る場所
深夜も滞在できる施設ともあり、仮眠は取りたいもの。B1の平な布団で雑魚寝できるスペースがあるのですが、あちこちで「ぐぉー」といびきが噴火・・、耳栓なしでは寝られないでしょう。

3階のリラックススペースの方が寝れるかもしれませんが、お菓子パリパリ食べてるマナー悪い客がいたり、仮眠しにくいときもあります。個人的に映画鑑賞スペースが仮眠にも1番いいと気づきました。
■会計(注文履歴)
アルコール3杯分のチケットのおかげで食がすすみ注文履歴をみるとけっこう頼んでました。


なんだかんだで5480円のお会計でした。やはり少し高めですが、充実したサービスが受けれる温泉施設です。
■お土産コーナー
お土産コーナーも充実しています。食べ物や野菜なども販売されていました。

■朝食バイキング

朝食バイキングは少し高いですが、朝からたくさん美味しい食事ができるは嬉しいですね。
「博多・万葉の湯」の施設情報

博多駅から東比恵方面に向かって福岡空港を目指す方角に店舗があります。自動車以外では駅からも少し歩くためか、お店が無料シャトルバスを運行しています。
無料シャトルバス


施設からの路線は1時間に1運行のため、退館時間によっては、待たなければなりません。上記手段も取れますが、待つのが嫌な方はウーバータクシーがおすすめです。

初回割引コードを使えば1500円程の金額分が割り引きされるので、万葉の湯から天神くらいまで約200円程です。(割引なしですと天神周辺まで、正規料金で1700円程度)

配車依頼をしてからすぐにお迎えにきます。福岡はタクシーがたくさん走っているので、いつ呼んでもすぐ来るのが便利なところ。
施設料金(入館料)

大人(中学生以上) :1,980円
子供(小学生) :1,000円
幼児(3才~未就学児):800円
3歳未満:無料
>>詳細はこちら
店舗名:博多・由布院・武雄温泉 万葉の湯
営業時間:24時間営業
定休日:不定休
住所:〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊2-3-66
深夜2:00~5:00は清掃時間になるため、注意が必要です。