韓国へ渡航の制限がされてから、なかなか韓国に行く機会が減ってしまった方も多かったと思います。
そんな韓国が好きで旅行に行きたいと思っていた方にも朗報で、現在は渡航の制限が緩和されたため、条件を満たす人は簡単に韓国旅行ができそうです。
ここでは、韓国旅行に関する情報を記事に致しましたのでご覧ください。
補足:本題に入る前に下記の「いつの時点か」が重要なポイントになります・・・
10月31日までに韓国に出発する
or
11月1日以降に韓国に出発する
で入国条件が変わります。
では、順番にみていきましょう!
韓国旅行はいつから行ける?渡航に必要な条件と手続きの手順をわかりやすく解説

韓国旅行へはすでにいつでも行ける状態です。
ピーチなどでも羽田からソウルまでの航路が始まっており、予約がどんどん埋まっているみたいです。
しかし、韓国へ入国するにはいくつか手続きをしなければなりません。
韓国旅行を考えている方は下記の項目を事前に知っておく必要があります。
日本→韓国へ入国する場合の条件
観光目的の入国 | 可能 |
ワクチン接種 | 不要(ワクチン未接種の方も入国可能) |
査証(ビザ) | ・K-ETAの取得により査証(ビザ)不要 ※10/31までの出発 ・査証(ビザ)が必要 ※11/1以降の出発 |
PCR検査 | ・日本出国前→ 不要 ・韓国入国後→ 不要 ※2022年10月1日より不要になりました |
陰性証明書 | 不要 |
入国後の隔離 | なし |
韓国→日本へ入国する場合の条件
韓国出国前検査 | 不要 >※ワクチン接種証明書(3回)がない場合は必要 |
日本入国時のPCR検査 | 不要 |
日本入国後の隔離 | なし |
※2022年10月2日時点の情報です。
ビザの取得が11月から必要になりますので、それが手間と考えると10月末までがチャンスのようです。
旅行前に確認!韓国に「行く前と到着後」と「帰国前」に必要なこと

日本在住の方が旅行や観光で韓国に行く前と後に必要な情報をまとめてあります。
■PCR検査は韓国へ入国後1日以内に受ける必要があり(翌日の23:59まで)
┗仁川国際空港「COVID-19 Testing Center」にて受検が可能です。
■MySOSを通じて「ファストトラック」の登録(推奨)
┗日本へ帰国する予定日の6時間前までに申請を済ませる必要があり
ワクチン接種証明(有効なもの)がない場合には、出国前72時間以内にPCR検査が必要
韓国旅行中にPCR検査で陽性になったら大変!?
いざ、韓国に入国はできても万が一のことが起こる可能性はあります。
韓国入国後(PCR検査)→陽性になった場合には7日間の隔離 ※入国後の検査が不要に
韓国出国時(PCR検査)→陽性になった場合には7日間の隔離
日テレNEWSで放送された、日本人大学生が韓国旅行へ行った際の経験動画が非常に参考になります。
参照:日テレNEWS
隔離施設を探したり、その費用負担をしなければならないため出費も嵩ます。
渡航にあたって事前に知っておくと安心でしょう。
韓国旅行に行く人が知っておくべき3つのこと
ここでは、韓国旅行前に事前に準備する必要があるもの、または知っておかないとトラブルになりそうなことを事前にクリアするために、3つのタイトルで解説いたします。
①K-ETA(韓国電子渡航認証)とは?

韓国で2021年に開始された電子旅行許可制度のことです。米国のESTA制度に似たもので、事前に手続きを取ることで、旅行許可を受ける制度の仕組みとなります。しかし、世界的な感染症の影響を受け、日本はしばらくの間この制度の対象から外れておりました。そのため、韓国へ観光目的で行く際にもビザが必要という状況でした。
一方で最近の政治的状況を受けてか、または一時的な緩和のためか、2022年の10月31日までに韓国へ出発する方は、K-ETAによりビザが不要となるようです。ただし、2022年の11月1日以降からは再び、ビザが必要になります。
なんと、K-ETAでは、日本は対象外だった!?
- 開始:2021年9月1日~
- 対象国:無査証で入国可能な49ヶ国(日本は対象外)
- 有効期間:許可日から2年間
- 手数料:10,000ウォン(約1000円)
- 韓国入国時:パスポート提示で登録の有無がわかる
K-ETA手続きはオンラインで自分で申請しなければいけません。
ざっくりとした申請方法は下記です。
申請方法の流れ
①国を選択
②メールアドレスとパスポート番号入力。
③パスポート顔写真をスマホで撮影登録。
④滞在先、入国目的入力
⑤手数料支払いし、送信。
その後、24時間以内にメールで審査結果が送られてきます。
ここまでが一通りの手順となります。
最初は面倒かもしれませんが、有効期限が2年間なので一度済ませれば、しばらくは申請しなくてよいですね。
11月1日以降はどうなるか、また政治的な変化などで状況が変わるかもしれませんので、最新情報がわかり次第更新いたします。
②Q-CODE(検疫情報事前入力システム)とは?

仁川国際空港(インチョンこくさいくうこう)を通じて入国する人が対象の韓国独自の検疫情報事前入力システムです。
Q-CODEのホームページにアクセスして、QRコードを発行する必要があります。
このシステムは2022年3月21日からスタートしたばかりで、日本の人からしたらあまり認知されていないため、韓国旅行へ行こうと準備している際に、こういう仕組みがあるのだと気づく場合があるかもしれません。
仁川国際空港を経由する人が対象なので他の国の人も同様ですが、「Q-CODE」のHPが日本語ではないため、最初はわかりにくいかもしれません。
検疫情報事前入力システム
↓
検疫関連情報を入力
↓
QRコードを発行(Q-CODEと言われる)
↓
発行後保存または印刷する
↓
空港でQRコードをスキャンしてもらう
検疫情報事前入力システム:
https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/
③MySOSで「ファストトラック」とは?

日本入国の際に必要な検疫を空港ではなく、日本入国前に、「MySOSというシステム」で行うことです。
Webまたはアプリで事前に済ませることで、入国時にスムーズに対応できることから、主要空港のほとんどで運用されています。
ファストトラックと呼ばれるサービスで、政府が新たに取り組んで進めている入国者を管理する方法でもあります。
ファストトラックの利用方法:
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
※ファストトラックは日本到着予定時刻の6時間前までに申請する必要があります。
韓国旅行の最新情報まとめ

韓国へ旅行や観光目的で渡航する前に知っておきたい情報です。随時、条件などが変わっているようですので、外務省のサイトなどを参考にご確認ください。
- 日本→韓国への入国の際、9/3から陰性証明書提出が不要。
参考サイト:韓国観光公社公式サイト - 韓国→日本 9/7からワクチン接種証明書(3回の接種)があれば日本入国時の陰性証明は不要。
参考サイト:外務省 海外安全ホームページ - 日本→韓国 10月末までの期間、日本から韓国へ入国する際に必要な観光ビザの免除措置が延長。
参考サイト:駐日本国大韓民国大使館
韓国へ旅行する場合には、以前と比べてハードルがあがりました。
お隣の国の韓国でもこのような手続きを踏まないと気軽には渡航できないのは、海外旅行に慣れていない人にとっては面倒に感じるかもしれません。
また、有効なワクチン接種証明書の有無によって手続きや入国・帰国条件が変わったりするため、その点も考慮しなければなりません。
例えば、ワクチン接種証明書を用意できない場合で帰国時には、72時間以内の検査証明書が必要であったりします。
これにより、ファストトラックの手続きなどでも対応方法が変わったりしますので、webで事前にどの項目に自分が該当するかなど事前準備をしておくと安心です。
事前準備をして楽しい海外旅行を過ごしましょう!
また、下記で「ソウルの行き方」と「釜山の行き方」を解説しています。


最新情報FAQ(日本から韓国入国時)