西中洲にある「名代花びし」は、老舗の小さな食堂といった佇まいながら、メディアでも取り上げられることの多い人気店です。ビジネス街の一画にあり、ランチタイムには昔ながらの味を求めてビジネスマンを中心とした大勢の人が訪れます。今回は「こんなお店が近くにあれば」と思わせる「名代花びし」の特徴と、人気メニューをご紹介します。
西中洲・花びしはどんなお店?
1948年創業の「名代花びし」は、75年以上の歴史を感じさせる「昭和の大衆食堂」といった外観です。店内は4人掛けの小さなテーブル席が6卓だけの小ぢんまりした作りで、メニューはうどん・丼物が中心です。玉石がはめ込まれた床に古き良き時代を感じますが、店は古くても掃除が行き届いており、故郷の食堂を訪れたようなアットホームな雰囲気で居心地のよいお店です。
西中洲・花びしの特徴
「名代花びし」は、博多うどんのお店でありながら「ちゃんぽん」を目当てに来店する人の多いことが特徴のお店です。うどんに使う醤油ベースの和風出汁に魚介と豚肉、野菜の旨味をたっぷり加えたスープともちもちの麺は、本場長崎のちゃんぽんとは一味違ったおいしさです。もちろん、透き通った出汁とふわふわで柔らかい麺の博多うどんも人気です。
西中洲・花びしのおすすめメニュー
①ちゃんぽん(715円)
来店する8割近くが注文する、人気No.1メニューです。イカ・豚肉・キャベツ・人参・モヤシ・かまぼこと具だくさんで、甘めの醤油味が後を引くおいしさです。
②カツ丼(715円)
フタの上にお新香が乗った、昔ながらのスタイルで運ばれてきます。しっかり厚みのあるカツに甘めの出汁、とろとろの玉子がたっぷりかかっています。温かいミニうどんかミニそばが付くセット(825円)も人気です。
③ごぼう天うどん(550円)
博多うどん、といえば「ごぼう天うどん」です。細切りにしたごぼう天のシャキシャキ感と、うどんのふわふわした食感がたまりません。
西中洲・花びしの店舗情報
「名代花びし」への最寄り駅は地下鉄七隈線の「天神南」駅で、5番出口を出たら国体道路を三光橋交差点方向に向かい、300mほど進んだ春吉交差点の手前左側の商業ビル1階にあります。バスなら西鉄バスの「春吉」バス停から徒歩1分です。小さいお店でランチタイムには入れないこともありますので、少し時間をずらして行くのがおすすめです。
店舗名:名代 花びし
営業時間:11時30分~22時
定休日:土曜・日曜・祝日
住所:〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲11-1 浦ビル1階