餃子といえば宇都宮や浜松が有名ですが、東京では立川が餃子の街として注目を集めていることをご存じでしょうか。特にJR立川駅周辺は餃子専門店が10店以上もある「餃子の聖地」として知られており、メディアでも度々紹介されています。そんな立川の餃子店の中でも「餃子天国」は、連日多くの人が訪れる行列必至の人気店です。今回は餃子天国の魅力やおすすめメニューをご紹介します。
立川の餃子天国はどんなお店?
餃子天国は1971年に創業した老舗の餃子専門店です。もともとお店は立川駅北口にありましたが、1998年に南口に移転して現在に至ります。駅前の賑わいから少し離れた場所にあり、一見すると餃子の人気店とは思えない外観ながら、店内のカウンター席と3つのテーブル、座敷はいつも人で溢れています。店内はシンプルで飾り気がなく、餃子一本で勝負している老舗の風格を感じさせてくれるお店です。
立川の餃子天国の特徴
餃子天国の特徴は、独特なメニューと注文方法にあります。まず、メニューはお新香と冷やしトマト以外は16種類の餃子のみという潔さで、飲み物はビールやウイスキー、焼酎やサワー類など30種類以上もあるため、初めての人はびっくりするかもしれません。
メインの餃子はいか・あさり・えびなどの海鮮から、しいたけ・にんにくなどの野菜類やチーズなどの種類がありますが、特筆すべきはその大きさで、1個が普通の餃子3個分くらいの特大サイズです。
注文方法も独特で、飲み物のおかわりはできますが餃子の注文は1回だけとなっているため、追加オーダーはできません。餃子一皿は5個入りが基本ですが、いろいろな味を楽しみたいからと2皿以上をオーダーしてしまうと食べきれなくなることもあるので注意しましょう。
立川の餃子天国のおすすめメニュー
①えび餃子(税込825円)
プリプリのえびがごろごろ入った、人気No.1のメニューです。あんに使っているジューシーな国産豚肉と、えびの歯ごたえのバランスが絶妙です。
②かき餃子(冬季限定税込1045円)
1個の餃子に大粒のかきが3粒~4粒入っています。完売してしまうことも多いので、かき餃子がお目当てなら早めに行くようにしましょう。
③お新香(税込385円)
自家製のお新香です。肉汁たっぷりの餃子の口直しにおすすめです。
立川の餃子天国の店舗情報
JR立川駅南口を出て、駅前通りを新宿に戻る方向に5分ほど進みます。分岐点が出てきたら線路寄りの道を進むと、2つ目の路地の右手に立つピンク色の雑居ビルの1階にあります。駅前の賑わいがなく本当に店があるか不安になるような場所ですが、駅から10分程度とアクセスに便利な立地です。
店舗名:餃子天国
営業時間:17時30分~22時15分(ラストオーダー:21時30分)
定休日:日曜日・月曜日
住所:〒190-0022 東京都立川市錦町1-5-12 サンパークビル1F