日本から地球の裏側にあるブラジルへのお得な行き方を徹底考察!

日本からみて地球の裏側にあるブラジル。南半球にあり時差がちょうど12時間で、およそ2万キロメートル離れています。日本のほぼ真裏に位置する国であるブラジルには、あまり旅行で行くことは少ないかもしれません。「日本からブラジルへの直行便は?」「どの航空会社を使うの?」など、初めてブラジルへ行く際には、どのように行ったらよいか迷うことでしょう。この記事では、現地の観光情報と合わせて、ブラジル情報をご紹介致します。

日本からブラジルへ・直行便や時間は?

まず初めに、日本からブラジルの直行便はありません。必ず経由便を利用する必要があります。また、フライト時間はどの経由を選ぶかによってけっこう変わります。時間もそうですが、空港会社や国によって行き方が異なります。おすすめは「ドバイ経由で日本からブラジルへ行く」方法です。

ここでは、ブラジル・サンパウロへ行く場合の最安だと思われる経路をお調べ致しました。片道価格(エコノミー)で比較しますので参考にしてみてください。

中東経由(ドバイ経由)でブラジルへ行く方法

航空会社:エミレーツ、エティハド、カタール
参考価格:片道9万円〜
所要時間:約30時間

  1. 成田→ドバイ(約11時間)
  2. ドバイ空港-トランジット-(約5時間)
  3. ドバイ→サンパウロ(約15時間)

乗り継ぎの空港が豪華にも関わらず、チケットも割安に取れる便がある。さらに、航空会社の機内食やサービスが充実しているなど安心感が一番です。近年、最も人気のルートではないでしょうか。

アメリカ経由でブラジルへ行く方法

航空会社:デルタ、アメリカン、ユナイテッド
参考価格:片道15万円〜
所要時間:約26時間

以前は王道のルートだったようです。成田からアメリカ経由で乗り継ぎ、サンパウロのグアルーリョス空港へ向かいます。時間は最短のようですが、手間はかかるため注意が必要です。理由として「ESTAと入国審査、荷物の受け取りが必要」です。

ヨーロッパ経由でブラジルへ行く方法

航空会社:ブリティッシュ、エールフランス、ルフトハンザ
参考価格:片道8万〜(ルフトハンザ)
所要時間:約27時間

羽田
|(約12時間)
フランクフルト/マイン国際空港
|—— 乗り継ぎ:約3時間
|(約12時間)
サンパウロ-グアルーリョスインターナショナル

経由地での荷物の引き取りが不要なのがメリット。しかし、ストライキがあったりフライトによっては待ち時間がかかる。

日本からブラジル・最安の航空手段とおすすめは?

日本とブラジルの往復航空券は購入する時期によって大きく変わります。平均的な金額でみると往復で15万円〜20万円あれば行ける航空会社が多いです。また、ネット情報などを調べた限り最も最安で行けたのは「エチオピア航空」という口コミもありました。

しかし、スカイスキャナーで日本からブラジルへの航路を調べた限り(2022年7月調べ)では、中東経由のエミレーツ、カタールが最安航空路線のようです。そのため「日本からブラジル」への航空手段で最もおすすめなのは「エミレーツ航空」です。

エミレーツ航空はドバイの石油王が元々作った航空会社で、現在は国営で、世界155以上の都市に就航しているそうです。ネットでの評判や口コミもよく安心してフライトの旅ができます。さらに他の「アメリカ経由」「ヨーロッパ経由」と比較しても割安に旅行ができるでしょう。

ブラジル渡航に際して気をつけるべきこと

ブラジルの公用語

ポルトガルの影響を強く受けてきた国ですので、ポルトガル語が公用語となっています。観光名所で英語で話してもほとんど通じないと思っていた方がいいです。

ブラジル入国ビザについて

日本人はビザが免除になっています。滞在期限は90日までです。(入国から12か月の間に180日を越えないで90日の延長が可能)

ワクチン接種

ブラジルは南米最大の人口を誇り、南半球で年間気温も一年を通して高い熱帯地域です。日本とはまったく違う気候で一年中蒸したような暑さのため、健康管理には気をつけなければなりません。また、その地域特有の感染症などもあります。

ブラジル渡航に際しては、「黄熱病予防接種」が必要と言われてます。
外務省海外安全ホームページ

ワクチン接種は必須と言えそうですので、ブラジルへ行く前に準備をしておきましょう。

まとめ

ブラジルの主要都市である、サンパウロやリオデジャネイロへ行くには、日本からですとかな長時間の旅になります。旅費としても最低で片道8万円〜、往復で15万円ほどは航空代としてかかります。

距離と金額ともに、日本から一番遠い国ともいえる南米の大国ブラジル。旅の賢者ですら長時間フライトで遠いと思うそうです。それでも旅行系YouTuber達がブラジルの動画などもUPしているため、日本人も行く人がこれから増えていきそうですね。

※この目的地への渡航は2022年現在は制限されています。ワクチン接種を証明する書類が必要です。