2008/3/14 金曜日

新入社員インド奮闘記 その参 道端の露天商にて

ブログカテゴリー: ようこそ!インドへ — pelicanindia @ 17:39:20

日本人が海外に住むにあたって困ることは自分の望む食事や生活用品を如何に現地で効率よく手に入れることが出来るか、という事かと思います。 

物が溢れる飽食の国、日本では大抵のものを何不自由なく手に入れることができ、激戦を続ける価格競争の中、日本の物価を考えれば比較的安価で質の高い物を購入することが可能です。 

そんな日本を離れ、諸外国に来られる方々は買い物1つにも苦労を重ねているはずです。 

少なくとも私はここインドで度々買い物で失敗させられています。 

そう、あれはある日曜日、街を一人気ままに目的もなく歩いていました。

インドの避暑地ともいわれるバンガロール市は一年を通して住みやすい気候となっており、外は実に気持ちがいいです。 

そんな立夏の風を感じながら街を歩いていると道端に室内用のスリッパの露天商を見つけました。 

丁度、部屋の中で使うスリッパがなかった私は露天商に話しかけました。 

私「これいくらですか?」

露「100ルピー」

私「高い!50ルピーにしろ!」

露「わかった、70ルピーでどうだ」 

このような感じで「洗濯機で洗える!」という謳い文句の布製のモコモコした黒いスリッパを70ルピーで購入しました。スリッパを受け取りその場を去ろうとした時、女のお客さんが来て露天商に話しかけていました。 

女「これいくらですか?」

露「70ルピー」

私「!!」 

旅行者だと思って吹っ掛けられてました。お得感ゼロです。 

そんなこともあり、ややブルーになりながらも部屋に帰りました。 

早速、買ったスリッパを履きましたがなかなか履き心地はよかったです。

スリッパ1

そのスリッパを履きながら自分の夕飯を作りました。 

現地のテレビ番組を見ながら夕飯をすませ、あとはシャワーを浴びて寝るだけと言う状態です。 

そしてシャワーを浴びようとスリッパを脱いだ瞬間、その驚愕の事実に我が眼を疑いました。 

なんと己の足が墨汁を垂らしたかの如く真っ黒になっているのです、スリッパを履いた部分限定で。 

あまりにも見苦しい映像なので写真でお伝えできないのが非常に残念でたまりません。 

明らかに粗悪品を掴まされたわけです。 

インドだから仕方がないと言えばそれだけのことなのですが久しくこのような製作者の横っ面を叩きたくなる様な商品を見ていなかったので部屋で一人、驚愕の声を上げていました。 

あまりにも驚いたのでスリッパと呼んでいた形状の物体を水につけてみました。 

以下、ご参考にしてくださいませ。 

slipper2.JPGslipper3.JPG

・・・・・・一体どの様な染料を使っているのでしょうか。理解に苦しみます。 

謳い文句の通り、洗濯機で洗ったりした日には次の日から着る服がなくなること請け合いです。 

次の日、露天商がいた場所へ足を運びましたが当然のことながら蛻けの空でした。 

行き場の無い怒りを抱えながら悶々と日々を過ごすインド一年生、土屋でした。

2008/2/7 木曜日

新入社員インド奮闘記 その弐 ある日曜の昼下がりにて

ブログカテゴリー: ようこそ!インドへ — pelicanindia @ 2:16:43

それは雲一つない晴天の広がる日曜の出来事でした。
待ちに待った休日、昼まで惰眠を貪り起きてみればすでに11時、お昼前です。
カーテンの隙間から零れる眩い光に誘われベットから起き上がる。
ベランダで朝一の一服。
まさに至福の瞬間です。

こんなに天気のいい日は絶好の洗濯日和。
溜まった洗濯物を一気に片付け、町へ繰り出すのも一興です。
とりあえず、のんびりと洗濯を始めました。
現在使っている洗濯機は洗濯と脱水が別々になっているので少々面倒です。
まあ、そんな贅沢も言ってられない。
早々に終わらせて食事をとりました。
そして食後にお手洗いに直行。
ことを済ませ、トイレを出ようとしたその時、

ガタガタガタ

ドア一枚隔てた自室に響く奇怪な物音。
驚きと恐怖に戦慄が走ります。
心底ヘタレで蚤の心臓な私は幽霊だろうと泥棒だろうとビビりまくります。
恐る恐る扉を開けると瞬時に走り去る小柄な物体。
小脇に昨日買ったばかりのピーナッツの入った透明ケースを抱えています。
追いかけ外に出るとそこにいたのは犯人は何とお猿。

mon01

インドといえどそれなりに発展した都市バンガロールの中心で猿。
驚きに硬直して見つめあうヒト型霊長類と猿型霊長類。

猿はピーナッツのケースを何とか開けようと悪戦苦闘しています。
それをただ見つめる私、器用に蓋をあけピーナッツを食べる猿。
横を見るとさらに猿がもう一匹、仲間でしょうか。
ケースを抱えたままアパートの屋上へ移動する猿たち。
すぐに部屋からカメラを引っ張り出し屋上へ急ぎました。

ドキドキしながら屋上へ上がるとそこにいたのは団体さん。

mon02

子猿を含め、5,6匹の猿が一心不乱にピーナッツを食べています。
一歩近付くとシャーと威嚇するボス猿らしき奴。

mon3

 ぶっちゃけかなり怖い。
実際、猿って結構凶暴な生き物らしいです。 猿で有名な日光では「猿と目を合わせないで下さい」という看板があるほどです。
遠くからズームでその映像を無我夢中でカメラに収めていきました。
食べ終わったのか素早くその場を退散して隣の建物の屋上へ飛び移っていく猿たち。
見事な軽業です。
それをただただボー然と見つめた後、猿の食べ残しを箒で奇麗に掃除しました。

完膚なきまでに敗北感を植えつけられた、そんなインドの休日。 

インドで気をつけるのは人間だけではないとしみじみと実感したインド一年生、土屋でした。

2008/1/16 水曜日

新入社員インド奮闘記 その壱 バンガロール市内にオープンしたレストラン「KOSMO」にて

ブログカテゴリー: たべもの — pelicanindia @ 20:10:02

ご挨拶

初めまして、新入社員の土屋と申します。
初インドで四苦八苦する私の体験談をつらつらと語っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

以下、本編となります。

そんなわけで先日、バンガロール市内にオープンしたレストラン「KOSMO」に行ってきました。

金ぴかの仏像が並ぶ長い廊下を過ぎるとまず目に付くのが一階から二階にかけての高い吹き抜けです。開放感のある内装、所々に置かれたキャンドルが店内を淡く照らすその光景はまさに秘密の隠れ家といった雰囲気のレストランです。

最近バンガロールにはモダンな洒落たレストランが続々お目見えしています。

今回は取引先の職員3名、社長、そして私の計5名での夕食会です。

新入社員の私にとっては始めての食事会となり、緊張の連続でした。

正直何をしていいのか分からず、社長たちが話している内容に相槌を打ったり、飲み物の注文を取ったりするのが精一杯でした。

そこで強く感じたのは社長を含め、海外の第一線で活躍していらっしゃる方々の会話の広さ、経験の深さでした。

インドの航空事情から始まり、最近のインド事情、諸外国の情勢、自身の体験談など実に興味深いお話で始終聞き手に回っていました。

そんな中、私が注文した料理が運ばれてきました。

MISO TOFU―味噌豆腐」

私が注文した料理です。ローストチキン、ビーフステーキなどのスタンダードな西洋料理を有するこのレストランメニューの中で確かに異彩を放つ一品。

海外でこの手の日本系料理を注文することがチャレンジ行為なのは言うまで無いことです。

しかし、生粋のチャレンジャーである私は注文せずにはいられませんでした。

そして目の前に置かれるMISO TOFU。豆腐の上に味噌らしきソースがかけられ、その周りを艶やかな野菜たちで彩られています。

豆腐をフォークで食べることに違和感を感じながら豆腐を口に運ぶ。

「かっ辛い!」

高級感ただようモダンレストランの中で思わず叫んでしまいました。

辛党寄りの私ですが生憎とこの味噌らしき物の辛さは唐辛子の辛さではなく胡椒の辛さです。

胡椒の塊を齧った様な今までに無い味です。これがインド味日本モードなのでしょうか。発酵食品である味噌を刺激物に変えるとは何というスパイスマジック。まったく敵対的なインド味です。

インド歴の長い社長に味噌らしき物を味見してもらいましたがやはり辛かったそうです。

舌が火傷した様に痺れ、我慢して半分ほど食べましたがやはり残してしまいました。

最後に食べたデザートの美味しさは、それに対して最高に幸せの味でした。

MISO TOFU以外の料理は普通に美味しい料理なのでご安心してください。お店の雰囲気がとてもいいのでお勧めのレストランです。日本のレストランに比べ、店員のサービスの悪さが少々目に付きましたがそれもインドの醍醐味です。

今回はインド歴の長いかつ人生の先輩方に貴重なお話を聞かせて頂いた事が何よりの収穫です。

インドの酸いも甘いも乗り越え、日々精進していくインド一年生、土屋でした。

2007/12/20 木曜日

あの踊るマハラジャのラジニカーントの新作映画「SHIVAJI」を見てきました。

ブログカテゴリー: ツアー — pelicanindia @ 20:22:01

現在、チケット入手がもっとも困難といわれるラジニカーント主演の映画「SHIVAJI」を観てまいりました。

踊るマハラジャはご覧になった方も多いと思いますが、日本にもファンクラブがあるほどの人気ぶりのスーパースター“ラジニカーント”さんですが、南インドでは熱狂的な信者とも言えるほどのファン層を持つ、スーパースターです。映画の冒頭にも「スーパースター」という、タイトルバックが出るほどです。

 インドで人気スターの新作映画のチケット購入は難しく、この映画も封切2ヶ月近く経ちますが、バンガロールで6館以上は上映していているにも関わらず、全館、全ての上映時間の回も”SOLDOUT””HOUSE FULL”の人気ぶりで、映画館の前にはダフ屋さんがうろつくほどで、封切時はなんと映画のチケットが3000円で取引されるほど、また映画公開初日はファンが暴徒化して、道路を封鎖したり警察官が出動して小競り合いになって怪我人がでるほどです。

 私たちが夜8時の上映会で購入できた映画館は、今流行のバンガロールの最新設備の映画館でなく、30年前から改装していないのではないかと思えるほどの老朽化したアンティークのような映画館で、当然エアコンもない、床にはゴミだらけ、ねずみもゴキちゃんも足元を走って、時々観客の悲鳴が館内に響きわたるという超場末の映画館でした、入場料もほかの所に比べて7割引、しかし安い映画館は庶民の味方ですので、その日も満席で大勢の下町庶民に囲まれて、野次が飛びかう中興奮して踊りだす人もいて、観客を見ているほうがよっぽど映画のようで面白いのではと思うほどです。映画の内容はいたってシンプルなヒーロー世直し物でしたが、海外ロケも取り入れられ制作費は億単円というから驚きです。

現在、マサラツアーズではお客さまが主人公になってインド映画に出演製作をしたい方のツアーを計画中。バンガロール映画撮影所で本格的な映画スタッフでショート映画20分程度のものを作成するツアーで、このための映画音楽の作曲、ダンサー10-20人とともにダンス!本人のポスター、DVDジャケットまで製作するという本格的なものです。ですが、プロのスタッフによる本格的な映画制作体験ツアーを希望される方、ぜひお問い合わせを!大勢のグループでのインド映画製作グループツアーなどいかがですか?

2007/12/19 水曜日

Prostitute’s Tank【娼婦の溜池】NHKBS1地球アゴラ取材協力・生出演をいたしました。

ブログカテゴリー: ようこそ!インドへ — pelicanindia @ 17:06:17

nhk3.JPGnhk2.JPGNHK取材協力                     先日NHKBS1の地球アゴラという番組に”世界の水問題”というテーマでインドのアゴラーとして生出演をしました。リハーサルも4時間たっぷりかけて、緊張をほぐすためか私付きのスタッフまでつけていただいて、さすがNHKの生番組でした。今回はペリカントラベルネットインド店への取材依頼も受け、弊社スタッフとカメラマン、監督を引き連れてロケに行ってまいりました。インドの水問題を映像で感じてもらうため干上がった井戸や工場廃水で汚染されている湖、その水を農業用水として使用する農家など驚くべき光景を見てきました。水問題の取材をするにあたって、私なりに南インドでの現在の問題について、現地NGOや農家の人たちにインタヴューしていろいろ調べたのですが、もはやインドやアジアの問題でなく、現在起きている数々の環境問題は、日本を含む、この世界に起こりうる前兆であり警告ですね。
TVのなかでシンガポールはついに下水を浄化して飲むにいたることになったというニュースも驚きました。

南インドでは貯水システムは、古くからから整備されていたそうで、それも紐を解けば、国の管理でなく、村の有志の人々、特に南ではマイソールのマハラジャのお抱えの側室たちが、自分を人々に認知してもらうために資財を投じて、溜池を整備したそうです。今もその名残でそれぞれの溜池にはなんと○○○prostitute’s Tank 【○○○娼婦の溜池】という名前が付けられているとのことです。これはさすがにNHKでは取り上げられませんでしたが、地球の資源を無尽蔵に使う先進国のあり方もやはり、そろそろ発展途上国の苦しみのしわ寄せだけではすまなくなって来ました。地球人としての国境のない考えかたをせざるを得ない状況になってきたというのも自然の摂理なのでしょうね。

バンガロール Kadalekayi Parishe –ピーナッツフェスティバルに行って来ました。

ブログカテゴリー: たべもの, ようこそ!インドへ — pelicanindia @ 16:25:14

          

temple3.JPGバンガロール郊外にブル寺院(Bull Temple)という巨大なナンディ像(牝牛の像、シバ神の乗り物)のあるや小さな丘に建つ壮大な寺院があります。高さ 4.57m 幅6.10 m一枚岩でその牝牛の像は作られております。 以前から噂に聞いていたカダレイカイ(ピーナッツ)パリシャット(祭り)に行って来ました。
いつもお客様にはガイドとしてご説明はしているのですが、インドのお祭りはインド暦で数日前までお祭りの日が確定しません。ということで実際のお祭りを見るのは初めてとなり、社員全員でお祭り見物に行きました。

想像以上の人出で、1キロにわたって両側に露天が並び、各農家の自慢のピーナッツが並べられ販売しておりました、通常より安い金額もあって、その栽培された地方の土によって味も違うということもあり、赤っぽいもの、茶色いもの、茹でピーナツから炒りピーナツまで種類も豊富で、歩きながら摘んでも皆ニコニコして文句も言いません、試食だけでおなか一杯になりながら、目的のお寺へ、中は大勢の人で入ることはできず、参拝はあきらめ、隣の特設遊園地へ なんとメリーゴーランドから観覧車、ミニコースター、賭博場まであるのですが、驚くべきことは全て手動!直径50Mの観覧車に60人ぐらいが乗って、それを人力で5人かけて輪の中心で足踏みをしながら輪を回転させています。しかも高速!いわゆる絶叫マシーン状態となるのです。
乗りながら悲鳴を上げる人、気分が悪くなる人、すごい迫力満点!
帰りにヤム芋の揚げたてチップスを頬張りながら、平衡感覚を失ってふらふら状態でした。

temple4.JPG                      temple.JPG              temple2.JPG

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