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対談:海外発券のメリット~シンガポール発券編
   スリランカは大変?
 
平野 私どものネットワークでは現在、スリランカにも販売拠点がありますが、まだその販売拠点がなかったとき、シンガポールにスリランカ発券の問い合わせがよく入ってきました。その際、スリランカのコロンボにある航空会社の支店や総代理店に直接連絡をとる事もあったのですが、質問に対しての返事がなかなかかえってこないんです。旅行業者である私がイライラするくらい対応がなっていない。あれではお客様が直接メールで申し込んでも回答をもらうのがひと苦労ですね。しかも航空会社のくせに?運賃計算が間違ってることしばしば。何度も確認し、お客様に運賃をお伝えし、安心したのもつかの間、発券寸前で「金額が間違ってました。正しくは$○○○アップです」みたいに、平気で訂正してくるんです。頭にきちゃいます。スリランカの販売拠点を設けてからスリランカ発券の問い合わせがなくなり、ホットしています(笑)
 
機長 やはり、スリランカで日本のお客様に一定のクオリティーを保ちながら予約や発券業務を行うのは、いろいろと苦労があるようですね。私の次の訪問地がコロンボですから、詳しい話を是非聞いてみたいと思います。
国際線運賃計算の現行ルールでは区間運賃の合算でも通しで計算してもどちらもOKということになっていますので、一概に間違いとは言えないところが難しいですね。更に使用する CRSによって計算結果も違ってくるしCRSのプログラム自体に不具合も少なくないので困ったものです。いくら自動化されても結局最後は手計算で検算しなければいけませんね。CRSに間違った運賃情報が登録されていることも珍しくない。私もシステム開発する側の人間なのでよくわかります。


CRS:航空会社の予約と運賃計算などの全世界的なコンピューターシステム

 
平野 スリランカでは宮田という女性の担当者がいます。そこにも勿論航空予約端末はありますし、それを利用して、お客様のご予約記録を作成しているわけですが、なぜか端末を利用するのと同じくらい、直接航空会社に交渉に行って予約記録を作ってるって噂ですよ(笑)。これでは予約端末の意味がないですね・・・。電話でも問題が起こること多いらしいとの事ですから、大変ですね。
 
機長 スリランカにおいてはシンガポール発券以上に使い勝手の良い航空券が存在していますから、修行するにはもってこいの発券地なのですが、現場では色々とご苦労されているのですね(笑)そこまでやってるんですか(汗)
 
平野 スリランカではそれくらいやらないとダメみたいですよ(笑) シンガポールはその点まだましですね。
 
機長 まし、まし(笑) ・・・・・
日本からの距離的な問題や通信環境の問題、その他を考えると先ずは安心して海外発券が可能なシンガポールへ。更に使い勝手の良い航空券を求めるなら奥深くスリランカへ。ワクワクしてきます。ますます修行が楽しくなってきました。
 
   現地旅行会社のあり方
 
これは全世界共通についていえることですが、旅行会社の利点は、航空券とホテル、空港送迎など地上手配も一括して安く手配できることにあります。航空会社やホテルでは旅行会社にコミッションを支払うことを回避するために、旅行会社を通さず消費者を直接獲得しようと躍起になっています。航空会社で直接購入する航空券より若干高くなっても消費者に利点のある販売方法をこれから模索することが今後、旅行会社が生き残れるかどうかの鍵になります。御社は今後アジア20カ国に展開されるそうですので、アジア発航空券とホテル、地上手配全て御社に一括見積もり、一括依頼したとき単体で手配するよりトータルで安くなるように工夫すれば、消費者は旅行会社を利用する利点は大いにあります。航空会社やホテルにとってもまだまだ旅行会社の集客力は無視できません。旅行会社から航空会社へ新プロモーションの提案もできます。御社とエアタリフが共同で、アジア各地の航空券とランド商品について、消費者へ商品の魅力を紹介していきますので今後ともよろしくお願い申しあげます。
(2005年12月)
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