| 大河原 |
36回目のネパールへようこそ! |
| 野口 |
僕のようにネパールにはまる日本人は多いですよね(笑)。1992年にはじめて来てからあっという間に36回目。そのうちエベレストに8回。清掃登山を始めたのもこの地がきっかけです。
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| 大河原 |
明日からの高度順応トレッキングを控えてのお忙しい中、本日は対談のお時間をいただきましてありがとうございます。
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| 野口 |
他ならぬ大河原さんの頼みとあれば、お断りできないでしょう!37回目もあるし(笑)。 |
| 大河原 |
じゃ、冗談はここまで!本題に入りましょう。 |
| 野口 |
ハイ!よろしくお願いします。 |
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| 山歩きって素晴らしいんです |
| 大河原 |
最近、中高年のトレッカーが増えています。これまで海外トレッキングや海外登山ははごく限られた一部の愛好家とそれを専門に扱う旅行会社の特別な世界でありました。最近はその様相に変化があるようです。 |
| 野口 |
そうですね。私も富士清掃登山などでご一緒する中高年の生きいきとしたパワーには正直驚かされます。肩肘はらず、手軽に山を楽しんでいる様子がうかがえます。海外での登山やトレッキングにおいても以前に比べると経験を問わず手軽に参加できる企画が増えているようですね。 |
| 大河原 |
若者より中高年に「山歩き」ブームが起きていると聞きます。限られた人たちの世界ではなく、裾野が確実に広がっているのを実感します。
考えてみれば今の私があるのも、こうやって健さんと対談させていただけるのも、ネパールの山があったからこそだと思うのです。
山での仕事に長い間携わってきた我々は、その素晴らしさを限られた人たちや健さんみたいな専門家だけでなく、これまで足が向かなかった普通の旅行者の方々にも広く体験してもらう機会を提供していきたいと考えています。 |
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| 山や自然は僕の師匠 |
| 野口 |
これまでトレッキングや登山と縁のなかった人たちにも、安全にしかも手軽に大自然を満喫できる機会を提供できる事は素晴らしいことですね!山は僕の人生観を変えました。限られた人だけでなく、もっと多くの人に「山歩き」の素晴らしさを分かってもらえたら最高ですね! |
| 野口 |
僕、イギリスでの高校生活で挫折感を味わう出来事があり、その頃に植村直己氏の著書「青春を山に賭けて」に触れ、山とめぐり合ったわけです。それまでも山が嫌いではなかったのですが、積極的に山に登っていたわけではありません。
著書の中に植村氏の人間性が垣間見え、彼自身の考え方に惹かれたこともありますが、もしかしたら山に登る事で、その頃モヤモヤしていた世界から、脱出できるかも知れないと考えたのです。
現在の僕があるのも山との出会いがあったからこそなんですね。それを考えると、山に登るきっかけは人それぞれかもしれませんが、山に登るという機会を得ることは大袈裟かも知れませんが、人生観を変えてくれると言うか、もう一度自分自身を見直す時間を与えてくれるよい機会なのかもしれないなあと思うんですよね。 |
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